自分を貫け!「自分の中に毒を持て」(岡本太郎著)から学ぶ生き方

本を手に取った背景

マコなり社長なんです。


え?いきなり何?と思われた方もいらっしゃると思いますが、 マコなり社長が自身のYouTubeチャンネルでこの本に影響を受けた、とおっしゃっており、自分も気になって読んでみました。

マコなり社長は、プログラミングスクールなどを運営する株式会社divの経営者をやりながら、クオリティの高い動画上げ続けています。

マコなり社長のYouTubeチャンネルへのリンクを貼っておくので、興味のある方は覗いてみてください。(補足ですが、わたくしはマコなり社長の信者でもdivの社員でもありません。ただ単にマコなり社長のYouTube動画を楽しく見ているだけの人です

《マコなり社長のYouTubeチャンネル》
マコなり社長


一時期、「マコなり社長が運営するプログラミングスクールの値段が高い」などの声がネット上に多くあふれて炎上していました。


マコなり社長も「2人を訴訟する」と言っていましたが、そういえばあの件はどうなったんですかね。。。

争いごとは無いに越したことはありませんが、気になりますね。


話をもとに戻すと、この「自分の中に毒を持て」という本は、アンチに屈しないマコなり社長が好んで読みそうな本だな、と思いました。

本書を端的に表現すると、「自分の信じる我が道を行け」というようなことを言っている本です。


本書を読んでみて印象に残った言葉を引用しつつ、ご紹介をしたいと思います。


カッコよくイージーに生きようとすると。。

あっちを見たりこっちを見たりして、まわりに気をつかいながら、カッコよくイージーに生きようとすると、人生を貫く芯がなくなる。

岡本太郎(自分の中に毒を持て)

すっごくわかりますね。。この言葉の意味。

まあ自分がそういう人間でしたから(笑)


周りの人の目を気にして(人によってはオドオドしながら)生きていては、自分の人生もひったくれもありませんよね

一度きりの人生、他人の人生ではなく自分の人生を生きたいです。

大事なことなので声を大にして言いました。


挑戦する人としない人の決定的な違い

挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とではまったく天地のへだたりがある。

岡本太郎 自分の中に毒を持て

まったくおっしゃる通り、、、と簡単には片づけたくないですね。

自分も一応挑戦してきました。挑戦していなかったら今ごろストレスで発狂していたかもしれません(笑)

というのも、僕は30歳近くまでフリーターしていました。

情けないでしょ?

いいんです。僕もそう思います。


高卒で就職活動もせずふらふらしていて、正社員として雇用されたのは35歳の時でした。

(ブラックな会社でしたが正規雇用してくれたことには感謝しています。。)


話が脱線しました。


実は僕はものすごいあがり症だったんです。

もう人の目を見て話せない。

面接なんてもってのほか。緊張しまくりでろくに声も出ない人間でした。


このままじゃヤバイ。


未来にものすごい不安を抱えました。若いときは将来なんてそれほど気にならないんですけどね。30歳を過ぎたあたりから危機感を覚えました。


で、何をしたか?


社会人劇団に入ったんです。


???

皆さんの頭にはこれが浮かんでいると思います。


でもわかる人にはわかりますよね。

あがり症を克服するために、思い切って社会人劇団に入りました。33歳のときでした。

人前で言葉を発することだけでなく、演技という表現もしなければならないので、あがり症の克服の訓練にはもってこいでした

稽古は地獄でしたね。。最初の1年だけですが。

役者は3年間やりました。今はやってないです。

稽古場に行くのですが、あまりのプレッシャーに稽古場の最寄り駅で降りられないこともありました。

今ではいい思い出ですけどね。😀


てなわけで、挑戦したからこそ今の自分があるわけです。正規雇用されてテクノロジー業界で働くことができている。一応これは自分のやりたいことであるわけです。

でも、一言いいたいことがあるんです。

挑戦すること自体が大切なこと。

はい。役者に挑戦して大恥をかきまくりましたよ。つまり岡本太郎さんの言う「不成功者」でありました。

でも(挑戦し)続けて成長できて、舞台にも立たせていただきました。そしてあがり症を克服できて、まっとうな職も得ることができました。

今これを読んでいて少なからず共感してくれている人がいるなら、この言葉を言いたいですね。

一度きりの人生、やらずに終わるなんてしないほうがいい

ありがとうございました。


みんな恐怖感を持っている

恐怖感を持っていないような顔をしている人でも、内心、恐怖感を持っている人はたくさんいるから、誰かと会ったら、”ひょっとしたら、この人も恐怖感を持っているかもしれない”と思って、相手に同情してやる。また、同時に自分自身にも同情してやる。”オレもお前もほんとうに可哀そうなヤツだ”と思うんだ。

岡本太郎 自分の中に毒を持て

僕は恐怖感が人より強いと思っています。

だからこそ緊張しまくりのあがり症だったのかもしれませんけどね。


もっと若いときにこの言葉に出会ってたらよかったな、、なんて思います。

「こんなに緊張するなんて僕は病気じゃないか」と何度考えたかわかりません。


みんな人間。緊張しない人間なんていないし、恐怖心を持っていない人間なんかいない

当たり前だけど意識しづらいんですよね。。みんな自分の悪いところに目が行きやすいですから


ひょっとしてお前も緊張してんのか。

相手がどうあるかは置いといて、こう考えるだけで気が楽になるもんです。

人は完全な生き物ではありませんから。

これってアドラー心理学で出てくる、コミュニティってやつに似てませんかね。

同じコミュニティで生きているという意識。


いろんな本を読んでいると、いろいろ繋がってきて面白いですね。

相手と自分は違うと思うから緊張するのでは?

ふとこんなことを思いました。


あとがき

最後までお読みいただきありがとうございました。

「自分の中に毒を持て」という本をうまく表現できたかわかりませんが、皆さんに自分のことを少しお伝えできてよかったと思っています。

今後ともよろしくお願いします。