「0秒リーダーシップ」を読んで

書くこと

0秒リーダーシップ」という本を読んだので、印象に残った内容をアウトプット。

著者はピョートル・フェリークス・グジバチ(長い名前。。。!!!)という方。

ポーランド生まれでGoogleで働いたこともある方。人材育成や組織開発に携わってこられた方で、本書が初めて出版される本であるとのこと。

なぜこの本読んだ?

僕は管理者ではないのだけれど、一般職の人たちも管理者の目線は持っていたほうがいいと思っている。

100年200年続く偉大な企業になるためには、従業員一人ひとりが会社の方向性を意識して、一体となって進んで行く必要がある。

そのためには、管理職の人だけでなく、一般職の社員も視座を高くする必要が出てくる。つまりリーダーシップはどんな立場の人にも必要であると考えた。

そんな考えから本書を手に取りました。

チャレンジとリスク

本書の半分くらいがリーダーとは何なのか?ということについて語られている。

要所要所で異なった表現がされているが、リーダーとは以下のような人だと書かれていた。

新しいことにチャレンジしよう、苦手な分野に取り組もう、思い切って自分の意見を言ってみよう、上司と直談判してみようというとき、リスクを取って最初の一歩を踏み出す勇気。それこそがリーダーシップにほかなりません。

0秒リーダーシップ

周囲の反対や軋轢、失敗するかもしれないというリスク、それらもすべて引き受けて、チャレンジを始める。これこそ、これからの世界で求められる働き方です。

0秒リーダーシップ

「チャレンジ」と「リスク」という言葉を本書では頻繁に目にしたように思う。

チームから反対を受けるかもしれないけど(リスク)、推進していく力(チャレンジ)。

損失を出してしまうかもしれないど(リスク)、チームを引っ張っていく力(チャレンジ)。

僕の話

最近僕も、会社でひとつの提案を行った。

チームにIaC(Infrastructure as Code)を取り入れたかった。IaCとは簡単に言うと、プログラム(コード)でインフラ(サーバーやネットワーク)を記述すること。

現場ではクラウド(AWS)を使っている。

ブラウザの操作でAWSを扱えるけれど、プログラムで実施できたら工数の削減になると考えた。手作業によるミスも少なくなるし、作ったリソースをすぐに削除することもできる。そしてプログラムは再利用もできるから、同じようなシステムだったら一から作成する必要もなくなる。

2、3回の打ち合わせを開いて、自分が作成したプログラムを共有した。IaCで得られるメリットも伝えた。

しかし、チームメンバーにすぐにIaCを使ってもらうことはできなかった。IaCの知見がまだ広まっていないので、リスクの方が大きいと判断されたためだ。

ただ、あとで現場リーダーに聞いたところ、IaCを絶対にやらないということはないとのこと。IaCでできる一括デプロイ(プログラムで書いたインフラ定義を一気にクラウドに展開できる)には魅力を感じていてくれていて、今後利用を考えていくとのことだった。

この言葉を聞いて安心できた。自分の取り組みは無意味ではないと思えたからだ。

自分はリーダーシップを持っていないと思っている。新しいことを提案するのは負担に感じるし、自分自身のプレゼンもうまくないと思っている。

でも、今回の件で「リーダーシップを発揮する」とはこういうことなのだと感じることができた。

リスクを感じて止まってしまうこともあるし反対を受けることもあるかもしれない。そしてその先に絶対に成功が待っているとも言えないけれど、周りの人たちを動かす行動に挑戦することにこそ、リーダーシップはあると感じた。

感情

すでに15年以上前の調査により、さまざまな企業の業種や職位において、高業績のために不可欠とされる能力の3分の2は、感情に関連するものだということがわかっています。「心の知能指数」とも言われるEQは、IQや専門能力の2倍の重みを持つものであり、個人はもとより、組織やチームとして成果を上げるためには欠かせない能力という結果が出ているのです。

0秒リーダーシップ

心理的安全性が生産性を上げるというのは、聞いたことがあるかもしれない。

「心理的安全性 生産性」でググると、Googleの組織開発の記事がいくつも出てくる。

本書では「感情」という言葉を用いている。

気持ちや感情をチームで共有することで心理的安全性が生まれ、より良い議論ができる組織になっていく。

極端な話、「何を言ってもいいんだ」と思える組織こそ、最強の組織なのではないかと思う。

感情を共有して深い人間関係が構築できていれば、少々汚い言葉(クソ、とかバカ、とか。多用はよろしくないと思う)を使ってもOKだと思うし、それによって新しい刺激が生まれて良い方向に行くかもしれない。

こういうことを考えているとつくづく思うのが、人間って本当に難しい生き物だよね。。。