やり抜く力(GRIT)を読んで。

GRITとは

やり抜く力 GRIT(グリット)という本を読みました。著者はアンジェラ・ダックワースという方。マッカーサー賞(別名:天才賞)を受賞された方。

アンジェラさんは父親に「お前は天才じゃないんだからな!」と言われ続けたそう。だけどアンジェラさんは努力の結果マッカーサー賞を受賞するまでの人間になった。

本書は、天才か凡人かは生まれつき決まっているのではなく、努力で決まることを書いた本。

努力という言葉の中でもやり抜く力、すなわちGRITが重要であることを書いている。

希望

「やり抜く力」の強い人々が持つ希望は、運とは関係ない。
何度転んでも起き上がる。それがすべてだ。

やり抜く力 GRIT

興味の力が成長に大きな意味を持つことはよく聞いたことがある。

興味が人を物事に大きく没頭させ成長させる。

それと同じように、偉大な人は大きな希望を持っている。大きな希望があるからこそ、挫折してもあきらめずに何度でも立ち上がることができる。

面白い話が紹介されていた。

ある人がレンガ職人に「なにをしているんですか?」とたずねた。すると、三者三様の答えが返ってきた。

1番目の職人は「レンガを積んでいるんだよ」。
2番目の職人は「教会をつくっているんだ」。
3番目の職人は「歴史に残る大聖堂を造っているんだ」。

やり抜く力 GRIT

この話が何を言いたいかおわかりいただけると思う。

同じ仕事でも、考え方(持つ希望)が異なれば取り組む姿勢は全く異なるものになるだろう。

やり抜く力(GRIT)が強い人は、3番目の職人の考え方をする。

楽観主義者と悲観主義者

楽観主義者も悲観主義者も同じようにつらいできごとを経験するが、受け止め方が異なるのだ。楽観主義者は自分の苦しみは一時的で特定の原因があると考えるが、悲観主義者は自分の苦しみを変えようがない原因のせいにして、自分にはどうすることもできないと考えてしまう。

やり抜く力 GRIT

この言葉は自分自身に対して言い聞かせたいと思って引用することにした。

僕はとてつもない悲観主義者なんです。楽観的に考えようと頭では考えても、楽観的に考えることができない。

「明日はどうなるのだろう」
「あの人のいった言葉の真の意味はなんなのだろう」
「この仕事はやっていけるのか。自分にできる仕事であるのか」

様々な悲観的な考えが絶え間なく浮かんでしまう。

上の言葉の、「一時的で特定の原因があると考える」という言葉が印象的だった。

楽観主義者はこのように考えるんだ、と思った。

そして、すべての問題は特定の原因があるということに気づけた。すべての問題は特定の原因があると考えることができる、と言い換えることもできる。

挫折してもめげないではなくて。。。

「『私は挫折してもめげない』という表現が出てきますが、あれは好きになれません。だっておかしいでしょう。挫折をしてもめげない人なんているでしょうか?私には無理です。だからこう変えるべきだと思うんですよ。『私は挫折しても、めげたままではいない。私は立ち直る』」

やり抜く力 GRIT

僕は根性論が好きではないです。

上の引用した言葉は、根性論をうまくかわして、いい言葉で置き換えているので印象に残りました。

注目したいのは、GRITを持っている人でも、挫折したらめげてしまうということ。そして、GRITがあるかないかは、挫折を味わったあとの考え方や行動にかかっているということ。

やり抜く力(GRIT)がある人は、「私は立ち直る」と考えるということ。

あと何より重要なのは、めげてもいいということだと思う。落ち込んでもいいということだと思う。

めげても落ち込んでも立ち直れそうでなくても、「立ち直る」「また挑戦する」と考えられることが、成長することにつながるのだと思う。