樺沢紫音著の「神・時間術」。読書後の気づきを3つアウトプット。

目次

前書き

樺沢紫苑の「神・時間術」を読みました。

この本から得た気づきを、3つ書いておこうと思います。というのも、樺沢氏がこの本の中で、受動的なものを能動的なものに変える方法として、「アウトプットをすること」を提唱しています。

テレビを見たり映画を観たりネットサーフィンをするといった娯楽があるますが、これらは受動的な娯楽で意識せずにやっていますよね。つまり受動的な娯楽に位置付けることができます。

でも受動的な娯楽であっても、映画を観て感じたことを人に伝えたり、テレビに出演している人の話を聞いて思ったことをメモしたり、またネットサーフィンであっても、これからの人生に役立ちそうな情報を見つけてそれらを書き留めておくことをすると、能動的な行動となります。また、アウトプットをすると記憶にも焼き付きやすいと樺沢氏は言っており、僕もその通りだと思いました。

僕自身、ゲームなどの娯楽でだらだらしがちであるということもあり、この本を読んで得たことが大きいと思っています。

読書も読んでいるだけでは受動的であると思うし、僕自身アウトプットをして利他的な行動をとれるようになっていきたいと思っているので、この本を読んだことによるアウトプットを、3つ選んでこの記事を書こうと思います。



スマホの通知をオフにする

実にシンプルでわかりやすい一文ですが、この「スマホの通知をオフにする」という言葉は強く印象に残りました。

樺沢氏はこの本の中で、集中力の高まる時間帯や、集中力の回復の仕方などについて書いていますが、その中で、高まった集中力の維持についても書かれています。

集中力を維持について書かれた中で、横やりによって集中が途切れてしまうということが書かれていました。

人に話しかけられたりすると、集中が途切れると思います。これを横やりと表現してしまえばそうですが、これは相手が自分に用事があって話しかけてきているので仕方がないと考えることもできます。

でも、スマホの通知はどうだろうか、という話なのです。

スマホが鳴ると、そこに注意が向くと思います。注意が向くということは、そこでいったん意識がスマホに行っているということです。

集中力が高まっているときに、スマホの通知はそれを遮断してしまうのです。僕自身、スマホの通知が鳴ることによって、今自分が行っていたことが何なのか考え直した記憶が多々ありました。

僕はこの本を読んでから、スマホのすべての通知をオフにすることにしました。

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アウトプットするときに相手に見返りを求めない

この記事の冒頭でも書きましたが、アウトプットするということは、自分の体験を強く脳に焼き付ける作用もあるのですが、利他的な行動をとるということであり、人々の役に立つという大きなテーマがあります。

その中で樺沢氏は、アウトプットすることで相手に見返りを見てしまっては、その行動自体の意味がなくなってしまうと書いています。

この言葉も大きく印象に残りました。

アウトプットできない、またはしない人は、利己的な人が多いのではないかと自分は思います。

自分に利益があった後でないと、人に利益を与えようという気持ちにならない人は多いと思います。自分もそうだったと思います。

このアウトプットという行動が大きく意味を持つことを自覚した今、あらためて考え直してみると、見返りを求めたアウトプットまたは他人への貢献は、見返りを考えた時点で利己的であり、アウトプットの意味と相反しているので意味がない、ということを僕は強く思いました。

アウトプットは単純に「アウトプット」として、無心でやるべきだとこの本を読んで気づきました。

スキマ時間を活用する

スキマ時間とは、通勤電車の中や待ち合わせで待っているときなどの時間のことです。

この時間を使用すれば、効率よく時間を使用することができ、なお未来の自分へ自己投資ができると、この本には書かれています。

僕自身サラリーマンであり、通勤時間も短くない方なので、スキマ時間を活用することは今後絶対に行っていきたいことだと思いました。

電車の中などのスキマ時間を活用すれば、何かと誘惑がある自宅にいるときよりも集中することができるので、読書などがはかどります。そして何より時間を無駄にしていないので、時間の価値は2倍、3倍になると感じました。

そして、未来の自分に自己投資することは幸せな人生を構築することに繋がると強く感じ、人生を生きていくうえで必須なことであると強く思いました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

これからも、読んだ本の気づきをブログで書いていこうと思います。

また、この樺沢紫苑著の「神・時間術」はとてもおすすめな本なので、ぜひ手に取ってご一読いただきたいと思います。