前書き
青汁王子こと三崎優太さんが出された本「時を稼ぐ男」
本人はYouTubeで、「性病と血尿の本だよ。実家に帰れないよ」と冗談を言っていた。(YouTubeの動画は以下)
視聴者からクレームが殺到したので、某企業に突撃して話をつけてきた
性病と血尿について書かれてはいたが、わずかでしたね(笑)
失敗からの這い上がりの本
本書の中でずっと書かれていることがある。
失敗談。
三崎さんの1作目の本は自伝であったそうだが(まだ読んでない)、本書でも三崎さんの多くの経験が語られている。
月商400万あったが毎晩泣いていた話、当時付き合っていた彼女に「お金の方が大事」と言ってしまった話、適応障害と診断された話。。。
多くの失敗談が赤裸々と語られ、そこからどのようにして克服していったかが書かれている。
読んでいて自然と感情移入できた。
もちろんビジネス書として、「どのようにお金を稼ぐか」という戦略も書かれている。
だけど僕は一読者として思う。
本書の最大の魅力は三崎優太という実業家のサービスマインドだと思う。
ここまで自分の失敗を赤裸々に語れる経営者って、三崎優太さん以外にはいないのではないか。
18歳で月商400万円……でも毎晩泣いていた。
時を稼ぐ男
失敗をチャンスとしてとらえる
三崎さんは脱税で逮捕された。
しかし今は実業家としてだけでなく、YouTubeや執筆活動でも活躍している。
三崎さんはこんなことを言っている。
仮にこのとき、真面目な顔をしながら裁判の理不尽さを訴えるばかりでだったら、誰も見向きもしてくれなかったと思います。
時を稼ぐ男
この言葉を読んで思うのは、世の中は理不尽が多いものだってこと。
「これおかしいんじゃね?」って思うことは多々あるよね。
そんなことにいちいち反応して、闘っていたら自分の人生を生きられない。
後悔して終わり。そうでしょ?
絶対にそんなことにななりたくない。
ボロボロの人生であっても、「自分の人生を生き切った」と感じて死にたいもの。(マジで)
実際に三崎さんは釈放された後、焼肉店でバイトしたり、女装して接客したりして話題を呼んだ。
自分を知ってもらうための方法として実践し、多くのフォロワーを得て今活躍している。
こうして本を出版できるまでになったのも、「青汁劇場」の中で徹底的にピエロを演じきったからだと思います。
時を稼ぐ男
すっと不安が消えていくのを感じた。
平均的な年収はあるが、未来に対して不安はいつもある。
「会社の人間関係が悪化したらどうしよう」
「会社クビになったらどうしよう」
「会社に居づらくなったらどうしよう」
(会社の悩みばっかだな)
でも三崎さんのこういう体験を読むと、意味不明な勇気がもらえる。
意味はわからないけど、勇気をもらえてるのは事実。
生き金を使う
発想力や決断力を養うには、考える時間を定期的に持つ必要があります。そのためには、「生き金」を使い、普段感じることのできない完成に触れ、知見を広めていく。
時を稼ぐ男
こちらが引用させていただく最後の言葉。
三崎さんは定期的に、普段行かないところに行って考える時間を確保するそう。
普段しない体験をすることが、新しい発想やひらめきにつながる、とおっしゃってる。
節約を否定しないが、一度きりの人生、色んな体験をしたい。
新しい体験や経験を得られるようなことにお金を使う。それが「生き金」。
今年はバイク(GB350を予定)を買ってツーリングに行くぞー。