書くこと
「考えない練習」という本を読んだあとのアウトプット。
なんで読んだ?
考えることが止まらないから。
余計なことをあれこれ考えてしまって、目の前のことに集中できない。少しでも解決策が見つかればいいと思って読み始めた。
どうだった?
面白かった。
少なくとも読んでよかったと思えた一冊。
だけど実践が必要。読むだけでは変わらない。
本書は現役の住職の方が書いた本。日々修行?やお勤め?に励んでいる方が書いた本のため、実際に取り組むことを前提として書かれてる。
読んで終わりではなく、「とりあえずやってみる」精神が必要。
心に残った言葉
心に残った言葉を紹介させてほしい。
自分の感情に対して能動的になる
このように、「自分の感覚に対して能動的になる練習」を繰り返していくうち、考えごとのノイズに引きずられることなく、「いま、この瞬間」の情報をはっきりと認知して、心が充足感を覚えるようになっていきます。
考えない練習
この言葉が本書を要約していると思う。
話すこと、見ること、聞くこと。様々な視点から考えない練習を伝えてくれる。
そのとき大事になるのが、相手に引きずられないということ。
自分が感じている感覚に集中することが大切。
瞑想についてこんな言葉が書かれていた。
仏道本来の瞑想法は、瞑想の集中力を道具にして自分の心の動きを見つめるお稽古です。たとえば何かの音がしていて「音→何の音だろう→○○の音だ→うるさいなあ」というように思考が連鎖しても、それにとらわれずに、音そのものをありのままに聞くべく集中して思考の流れを止めることによって、「音→…→…」という心の反射反応をストップする練習をしています。「音→…」で止める。
考えない練習
瞑想とは自分の感覚に対して能動的になる稽古なのだなと感じた。
予想して身構えておく
普段から、自分が「褒める音をぶつけられると舞い上がる」ということ、批判する音をぶつけられたら落ち込む」ということを、予想して身構えておくことが大切です。
考えない練習
ここでいう「音」とは言葉のこと。
言葉を「音」として受け止めて、そこにある相手の感情は客観的に感じ取る。
心地いい「音」は心地いい、不快な「音」は不快、ニュートラルな「音」はニュートラルと分析することで「音」はクリアになる。
こうすることで相手の感情に振り回されずにすむ。
このためには、自分が舞い上がったり落ち込んだりするということを、事前に理解して身構えておくことが大切。
承認欲求は身を滅ぼす
「人に受け入れてほしい」とか「誰かを攻撃したい」といった煩悩は、求めれば求めるほど大きくなっていき、心はどんどん歪んていきます。
考えない練習
人に負けたくない、自分の歪みを見たくない、見せたくないという「慢」のプライドを捨てることです。
考えない練習
本の中で別々の場所に書かれていたけど、同じ意図がある言葉と捉えてここに書き並べてみた。
これらの言葉を引用したのは、自分がそうなりやすいから。
人に認められたいと考えてしまうことは多々あるし、人に負けたくないという負けず嫌いでもある。
だから疲れてしまうのかな。。。
まずは自分がこういう傾向があると認識するところから始めようと思う。
負けず嫌いは努力するエネルギーになるけど、行き過ぎは身を滅ぼすって覚えておこう。