「ずるい生き方」を読んで

書くこと

「ずるい生き方」という本を読んで、感じたことや心に残った言葉をアウトプット。

なんで読んだ?

生きるのが大変だからかな。生きづらさをすごく感じる。

本書のテーマは「ガマンしない」「がんばらない」。

タイトルとキャッチコピーに惹かれた。

どうだった?

面白いし読みやすい。生きづらさをを感じていない人だって楽しみながら読める本だと思う。

ただこの本を読んだだけで気持ちが楽になるわけじゃないし、生きづらさが解消されるわけでもない。

実践が必要。

この実践がムズカシイ。

特に、人に迷惑をかけないようにマジメに生きてきた人にとっては、考え方を根本的に変えることが要求されるので、大変かな、と。(僕もこのひとり。そして未だに考え方変えられてない)

でも、「こういう考え方をすれば楽に生きれれるんだな」って知ることができただけでも、得したなって感じた。

心に残った言葉

気を遣いすぎる=自分に不真面目

「真面目に生きること」が悪いことではありません。でも、周りに気を遣いすぎて嫌われないように生きるということは「自分に一番不真面目で失礼である」ということを知ってほしいのです。「人に迷惑をかけないように」といっても、人によって「迷惑」の基準が違うから、全方向に迷惑をかけないでいるには「何もしない」しかできず、きっと「何もしない」でいるとそれも迷惑と言われるでしょう。だからせめて「無難に」「みんなと同じように」と小さくなって自分を殺していきてしまう。

ずるい生き方

この本の根幹をなす言葉だと思う。この考え方が基本となっていると感じる。

人に迷惑をかけないように気を遣っても、すべての人に迷惑をかけないことはできない。

なぜなら、人によって迷惑の基準が違うから。

場合によっては、人によって自分の基準を変えることになってしまう。そして自分を見失ってしまう。

だから、「真面目に生きること」は必ずしも正解ではないんだね。

勝手に悲しくなった

「私は、あなたのしたことで、”勝手に”バカにされたと感じて、悲しかったのです」

と。”勝手に自分ではこう解釈”という、自分の被害者意識を「告白」しようと言っています。そして、相手に行動を変えてほしいというリクエストはしない。

ずるい生き方

言葉の受け取り方のはなし。

相手の言ったことに対して傷つくことがあると思うけど、「自分が勝手にバカにされたと感じて悲しくなった」と理解する。

この言葉を引用した理由は、ボクに相手の言葉を悪く受け取る(真に受ける)クセがあるから。

今後は「勝手にバカにされたと感じた」と解釈してみようと思った。

ムズカシイけど挑戦する価値はあると思った。

なぜなら、苦しみって自分の中から起こるものだから。

ひとつ補足したいんだけど、あからさまに嫌なことを言ってくる人とは距離を置くこと。(本書の別のところで書かれてた)

存在してるだけで素晴らしい

「どうせ」が「やっぱり」を呼ぶのなら、「どうせ愛される」「どうせうまくいく」とひっくり返してしまうのです。

ずるい生き方

何もないけれど、ダメだけど、自分は素晴らしい

ずるい生き方

これらの言葉から学べるのは、自分の意識は大事だってこと。

「自分はダメだ」と思えばダメになるし、「自分はできる」と思えばできる。

科学的根拠はないけれど、生きてるとそう感じることは多々ある気がする。

少なくとも、自分の考えたいように考えるのは自由

自由ならテンション上がることを考えようよ。ポジティブなことを考えようよ。

そう思わせてくれた。